昨日は、いつも難易度の高い眼科疾患をお願いしている東京動物眼科医院主催の眼科セミナーを 受講してきました。第1回目のセミナーです。テーマは 角膜潰瘍とのことで。まずは、角膜の解剖と生理。

目の表面に角膜がありますが この膜が4層構造になっていて それぞれの層に特徴があります。それは、なんとなく知識としてありましたが それぞれの層に異なる特徴があります。角膜のキズの深さや、最内層は細胞の数まで計測することができるとか  最新の眼科医療はものすごく進んでいました。潰瘍つまり 角膜のキズが どの層まで達してるかにより 治療も異なってきます。たいていは、浅い潰瘍が多く 1から2週間の点眼で完治ですが、改善がなかった場合。これは注意が必要です。やはり専門医にバトンタッチしたほうがよさそうです。

後半は、角膜カルシウム変性症です。

老齢犬におおく 角膜に なにかキラキラしたものが 見えてきます。

ちょっとピンボケですが こんな感じです。キラキラしてるだけならいいにですが、このカルシウムの部分に炎症が起こって 違和感や痛みがあったり、さらに悪いことには、この部分が 剥がれ落ちて 最悪 角膜に穴が開いてしまうとのこと。これも ダイヤモンドカッターで 角膜表面を削りカルシウムを除去すると改善するとのこと   なんと おとなしいワンちゃんなら 麻酔薬の点眼だけで ダイヤモンドカッターを使うとか まさに 専門医ならでは と思いました。穴が開いてしまってから治療するのと 開く前に治療するのとでは  仕上がりの外観が天と地だそうです。専門医が具体的になにをしてるか理解する事で 自信を持って バトンタッチできると感じました。最後は、実際の症例紹介でした。誤診しやすいポイントなども 教えていただき 明日からの診療に 役に立ちそうです。

素晴らしいセミナーと感じましたが 参加人数が それほどでもなく  なんか 勿体無い感じですね。