13日は、私の高校の同級生 岡村桂三郎画伯 (多摩美術大学日本画科教授)の展示会に行ってまいりました。

まずは、日本橋高島屋6階美術画廊で ケイザ君の作品を鑑賞、いつも見慣れた作風、特徴がありすぎて 何処で彼の作品に出会っても すぐに分かります。たまたま、この日は彼の展示会が 銀座小林画廊でも行われていましたので 炎天下のなか、徒歩で向かいます、途中 矢場とんで 名物わらじとんかつで昼食をすませてから、行き慣れた小林画廊に到着。

残念ながら ケイザ君は不在でしたが、じっくり作品を鑑賞いたしました。と言っても私のような凡人に彼の作品が理解出来る訳もなく 作品の雰囲気を堪能することで満足することに致します。

 

高校生時代 彼の部屋に突然 訪問した時の事を思い出しました、ケイザ君は 当時はやっていたGOROという雑誌の女性グラビア写真を机の上に立て掛けて一心不乱に油絵を製作中でした、私は後ろから近づいて絵を覗きこむと そこには まるでピカソが描くような感じの油絵がありました  私は一瞬 この絵は机のグラビア写真とは関係無いのかとも思いましたが  ケイザ君の視線は、そのグラビア写真と製作中の油絵とを行ったり来たりしています。私は尋ねます  ケイザぁ  この女の人がこの絵なの?

たったひと言  そうだよ。  私の頭では まったく理解不能。ケイザ君の眼には、女性がこんな怪獣みたいに見えるのか、もしかすると ケイザ君は 私の見えない物がみ見えるのか?

どちらにしろ 私のような凡人とは脳の構造自体が異る様です。