昨日は、運動器疾患の触診方、視診についてのセミナーがありました。

当院にも なんだか 歩き方がおかしい または、びっこ引いていると 連絡があり 来院されることがよくあります。主にワンちゃんですが、診察室に 入ってしまうと 興奮してハイになって 脚の痛みを忘れてしまって まったく びっこをひかなくなる。飼い主様も  あれ、確かに 家では おかしな歩き方をしていたのに  気のせいだったのかしら  なんて場面が良くあります。

こんな時に 役に立つのが 視診、触診です。ワンちゃんを落ち着かせて 立たせて観察、座らせて観察、歩かせて観察、やや早歩きさせて観察、 脚や関節を内転、外転、旋回 圧迫など いろいろな テクニックをもちいて 運動疾患の原因を絞り込んでいく 専門医ならではのコツを たくさん教えていただきました。

 

ある程度 原因をしぼりこめたら 次はレントゲンやMRIに進みます。これも どこを どの角度で撮影すること 疾患を確定できるとか レントゲンで確認は出来ない 疾患であるとか この辺にも 専門医の視点を 学ばせていただきました。

学んだ事を 本日から 役立てて また 一歩 進化した診療を 提供出来れば 幸いです。